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霧雨がやんだわずかな時間をねらって、隣の空き地に向かって3.5MHzのフルサイズZepp(もどき)を張った。3.5MHzのEHアンテナと比較するためだ。給電点はEHアンテナの方がわずかに高く6mh。Zeppは4mhしかない。我が家の隣は4区画が空き地になっている。山を宅地化したときの共有地主の土地である。2区画はさんでお隣さんは東北楽天イーグルスの川口選手の家である。その向かいは娘が教わっているピアノの先生の家。どちらも足を向けて寝られない。あまり関係ないが、とにかく40m空いているのでフルサイズのアンテナが張れるのだ。(なにぶんにも酔っぱらっているので論理が破綻しているときは失礼)
早速、EHアンテナとZeppを比較してみた。使ったトランシーバーはIC-756PRO2.(データをとったときはしらふだったので、あしからず)
Zepp EHアンテナ 7MHz+WARC(番外)
8N2HQ 599+5dB 559 559
JA2 559 319
JA7 59+10dB 55
JA0 59+5dB 54
仙台近郊 599+20dB 599
756のアッテネーターやバンドスコープを使って、おおよその信号強度の差はフルサイズZeppの-20dBというところか。ノイズレベルはEHアンテナもZeppもほぼ同じである。番外で8N2HQを3.5MHzに共振していないロータリーダイポールで聞いてみるとEHアンテナと同じ559で入感していた。ただし、ノイズは皆無になるので、S/NはEHアンテナに比べて遙かにいい。
EHアンテナで聞いた感じはモービルホイップと同等か。白石市の官舎に住んでいたときに、4階の屋上に14MHzのフルサイズZeppを張ってみた。Zeppと14MHzのアイソトロンアンテナを比較すると、Zeppの-20dBくらいの強さでアイソトロンアンテナに飛び込んできた。ということは、EHアンテナとアイソトロンアンテナは同じくらいの働きをするのか。
やはり、アンテナは大きい方がいいね。当局の場合も、EHアンテナをタワートップにあげるより、タワーを利用してZeppを張った方が良さそうだ。今回の実験は当局の環境のみに有効である場合がある。EHアンテナが悪いアンテナだというつもりはさらさら無い。しかし、当局には有用なアンテナではないようなので、オークションを利用して活用していただける方に譲ろうと思う。
(ブログより転載) |
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