HFモービル

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アパマンハムになって(開局したときからですが、そのときは屋上を自由に使えたので、純粋なアパマンとはいえないでしょう)、自由にQRVしたくなり、HFモービルを始めました。
 NIFTYのアマチュア無線フォーラムで、HFモービルのノウハウを教えてもらいました。
 おかげさまで、いつでもどこでもQRVできるHFシャックが出来ました。

 夢の一戸建てに住む今、HFモービルの必要性は薄れました。しかし、いつでもQRVできるセカンドシャックとして、今日もオデッセイは走っています。


MDシリーズ

ダイヤモンドのMDシリーズです。
 サガ電子のCM-144Wを不注意で壊してから、メインのアンテナになりました。
 購入したときは、7MHzのコイルがあるだけでしたが、すぐに14MHzのコイルを買いました。
 下の写真を見てください。ベースローディングタイプのコイルがついており、このコイルを取り替えることにより、様々なバンドにQRVすることが出来るのです。
 ちなみに私は、7,14,18,21,50MHzのコイルを持っています。

 7MHzは相手に事欠きません。ただ、本来10mの長さのところを、わずか2mに短縮しているので、飛びはかなり悪いです。それでも、出力50Wで57くらいのレポートをもらうことが出来ます。CWでは出力2Wでも応答がありました。
 14MHzはよく飛びます。走行中でも、アジア、オセアニアの局なら応答があります。国内も、ゆっくりラグチューが出来、静岡へ帰省するときなど、東北自動車道、首都高、東名と3つの路線にまたがってお相手いただいたことがあります。
 18MHzはおもしろいバンドです。14と21の性格を足して2で割ったような感じです。午後2時頃、長々とCQを出しながら走行していたら、Wから呼ばれたこともありました。
 いわずと知れた21MHz。Eスポが開けると、モービルからも簡単に日本全国と交信できます。
 50MHzはこのアンテナからでたことはありません。コイルを持っているだけです(^^;)


アンテナ基台
基台はダイヤモンドのDPK−CRを使っています。
 その基台をキャリアに取り付けています。
 アンテナが大型なので、基台も大型のものを使っています。

 以前基台をルーフレールに取り付けていたことがありました。
 サガ電子のCM-144Wを基台につけていたときでしたが、アンテナをつけているのを忘れて、高さ制限が低い線路の下を何回かくぐったことがありました。
 ガリガリ、バキバキというすごい音を聞いて、しまったと思いましたが後の祭り。アンテナの根本のプラスチックを割ってしまいました。
 そして、基台が斜めになり、オデッセイの屋根に数ミリめり込むことになってしまいました。
 傷跡を埋めておきましたが、もう、大きな基台はルーフレールには無理だと思いました。
 それで、スキーに使うキャリアを冬だけでなく、オールシーズン使うことにして、そのキャリアに取り付けました。


容量結合
ところが、困ったことにアースの線が長くなってしまったのです。
 そうすると、14MHzくらいまでだと同調がとれたのですが、18MHz以上だと同調がとれなくなってしまいました。

 それで、困っていたら、アマチュア無線会議室でこの容量結合を教えてもらいました。
 アルミ箔にクリップをかませ、クリップにアース線を取り、基台に付けます。
 アルミ箔を屋根に密着させ、その上にマグネットシートを張ります。
 これで、立派なアースのできあがり。
 50MHzまで使えるようになりました。

 しかし、2年も経つとアルミ箔はぼろぼろ。
 それで、銅板を買ってきて、アルミ箔の代わりに使いました。
 銅板を塗装して、いい感じになったのですが・・・
 何回か機械洗車をして塗装が剥げてしまいました(T_T)
 上にニスでも塗るといいのでしょうか?


同軸ケーブル引き込み
同軸ケーブルの引き込み口です。
 といっても、ただトランクルームに入れているだけです。


バッテリー

エンジンルーム内のバッテリーから直接電源をとっています。
 プラス端子側にヒューズを通して電源ケーブルを引っ張っています。

 車内への引き込みは、ちょうどいい穴が1つあいていました。
 HONNDAのディーラーに教えてもらいました。
 プラスチックのキャップがつけてあったので、それをはずすとエンジンルームから車内が見えました。
 モデルチェンジ後のオデッセイにはないという話です。
 ラッキーでした。
 オデッセイは壊れるまで乗りつぶしますよ!


DX−70G
最近のモービル機は本体と操作部が切り離せるのです。
 リグは2列目シートの下にあります。

 DX-70Gは50MHzの感度がいい、マイクロフォンがついている、フィルタもフル実装というのでおすすめのリグです。
 難しい操作は必要ありませんから初心者向け、モービル向けとも言えます。
 フルブレークイン、BFOポイント切り替え、CWナローフィルター(オーディオフィルター)、サイドトーンというように、CW運用に必要なものはそろっています。
 惜しいのは、高性能のCWフィルターをあとから入れられないことです。
 でも、モービルホイップからだと7MHzでも何とかなりますし、ハイバンドはもちろん大丈夫です。


フロントパネル
操作しやすいように、ダッシュボードの上に持ってきました。
 ずれないようにマジックテープで止めてあります。


スピーカー
聞きやすいように、外部スピーカーをつけました。


マイク
延長コードを使用して、手元までマイクがのびるようにしています。
 付属のマイクをそのまま使っています。


ノイズフィルター
ラジエター冷却用のファンが回ると、ザーとノイズが入ります。
 それで、ノイズフィルターを入れました。
 バンドによってはS7くらいまでノイズが出ていましたが、フィルターを入れるとS3くらいまで落ちました。オデッセイは2つ冷却用のファンがあるので、もう1つフィルターを入れなければならなかったことにあとで気がつきました^^;
 あと、ワイパーを動かすときのノイズが結構すごいです。
 ノイズフィルターを入れる必要があるのですが、最近車の方から気合いを入れてQRVしないので、まあいいかとほっといてあります。




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